保険適用か適用外か
入れ歯の治療を受ける場合、保険適用の範囲内で行うか、自由診療で行うかの選択肢があります。
入れ歯は保険適用で治療を受けることができます。インプラントなどに比べてはるかに安価で治療を受けられるのは大きなメリットといえるでしょう。しかし保険適用は最低限の治療というのが大原則。入れ歯の場合も保険適用の範囲内で行おうとするとさまざまな制約が生じることになります。見栄えや装着時の違和感などに問題を抱えてしまうこともあります。そんな場合は保険適用外の自由診療で受けるという選択肢もあります。
入れ歯といっても種類はひとつではありません。とくに基本となる床にはじつにさまざまな素材が用意されています。保険が適用されるのは基本的にプラスティック製のもので、割れやすいという問題点を抱えているため厚い作りになっています。そのため熱が伝わりにくく、味覚や食事の際の感触が変わってきてしまうという問題点もあります。また、入れ歯を固定する留め金も外から見えてしまったり、違和感を感じてしまうことがあります。
その点、自由診療なら床の種類も固定方法も豊富で、目立たず違和感を感じない方法を選択することができます。強度にも優れており、通常5年といわれる入れ歯の寿命よりも長く使い続けることができます。
3割負担の保険適用から全額負担の自由診療にしてしまうと費用が一気に1本数万円単位にまで跳ね上がってしまうのが大きな問題ではあります。しかし入れ歯は毎日使用するものですし、食事にも大きな影響をもたらします。費用と機能性を天秤にかけ、もっとも適しているものを選択するようにしたいものです。


